11月4日〜11月14日までの保有通貨ペア
- ドル円
- ユーロドル
- ゴールド
上記の3通貨ペアを同時保有してました。
11月4日〜12月14日トレードの敗因
期間のGOLDのH4チャート
原因|ゴールド
- 50ドル以上の急上昇が3回発生、値幅を気にせずエントリーした点(急上昇後の急落でポジションを手仕舞いする目的で余計なナンピンをした事)
- 1500pips担いでいた状態でも証拠金にまだゆとりがあった為、相場の回帰性に期待し過ぎた点
- ポジション構築が誤っていた点
- スケジュール管理(米指標の重要性)を見誤る点
本来の考え
- ナンピンの本当の意味を理解する事。ナンピンはコストを上げるために使う手法です。相場が逆行してしまった時に、焦ってポジションを追加することは絶対にしない。なぜならば、最初のエントリーポジションの値洗い悪化が酷ければ酷い程、次に入れるコスト改善ポジションは有利になる為。
- 口座の状況ばかりを気にしない事。(口座状況を確認する前に、チャート・経済情報に目をむけることが大事)
- 含み損額に左右されない事。3通貨の複合ポジションを保有している割には全体の含み損が少ない状態だったので、「耐えれている状況を作り出せている」と誤認していた。
- 重要指標などのスケジュール感を把握する事。そもそも③のCPIがあることと分かっているにも関わらずトレードを続行した事がナンセンス。(注目されている指標と理解しているだけに)
GOLDポジション保有時の当初の考え
3通貨同時保有だったので、初期lotはかなり低い設計にしておりました。
- GOLDを保有した理由:1,600ドル台を抜ける動きがあり、さらに3回目タッチだったので下に抜けに期待した事
- GOLDは金利が発生しない為、基本的には利上げが続く局面であれば売られる対象になると予測した事
画像白①:出来事・行動・メンタル
パウエル氏の発言がハト派と捉えられ、ドル売りが入る。
GOLDが1日で50ドル動いた歴史的な動きで考えると、半値返しを期待した為、無駄なナンピンを仕掛けてしまった。(間違い)
この時のメンタル状況は特に問題なかった。
画像白②:出来事・行動・メンタル
FTXショックがここまでGOLDに影響が出過ぎるとは完全にノーマークだった。
ここでも50ドル動く半値返しに期待をした点、2段階目の上昇という事もあり、チャート形状的には瞬間でも下落が入ると予測した。
ここでも無駄なナンピンを打ってしまう。(間違い)
メンタルの状況は、少し異常な上げでヒヤっとしたがファンダメンタルズでの方向感は下落だと認識していた為、そこまで動揺はしていなかった。
画像白③:出来事・行動・メンタル
CPIがドル円は6円の下落となり、複合ポジションを保有していた為、かなり焦る展開に。
さらに上述した通り狭い間隔でナンピンを打ちをした為、相場が逆行すればするほど損失の膨らみが早く、対策を考えないといけない状態になった。(時は既に遅い状態)
ここまでの状況で救いだった事は「プラススワップ」です。
保有すればするほどプラススワップ金利が付与され、長期戦に入るイメージをしていました。
そして1回目の利確ポイントが到達が、1分足で瞬間の下落だったので反応できず。
指値対応をしていれば問題なく解決していたかも知れない。(ただ瞬間的な下落の為、スプレッドがワイドとなり手仕舞い出来ていなかったかもしれないが。。。)
画像白④:出来事
そして④を迎えるが、CPIで市場はかなりドル売りに傾いている状況。
パウエル氏が再度ハト派意見として捉えられるような内容で、再度GOLDは上昇することになる。
しかしここでも保有を選択し続けていたのは「相場の回帰性」と考えているが、そもそものファンダ的な要素で考えると、「ドル買い」に進むはずのファンダ内容だと予測してポジションを保有し続けていた。
また、ファンダの内容と市場とのギャップはいつか埋まってくると認識していた為、スワップはプラスで付与され続けている為、持ち続けることを選択した。
この時は長期金利とFF金利のバランスも崩れていたので、そのギャップも埋まってくると予測していました。
皆さんには何度か損切りをオススメしていたポイントに到達差していたが、こちらでは損切りせず。(資金管理にゆとりがあったため、損切りを行わずに続行)
そして12/13のCPIは、前週のPPI数字が強かった為、CPIでも予想値より強めの数字が出ると予測したがさらに逆を突かれる結果に。。。
CPIにてFOMCの内容が変わる可能性もあり、上記の結果よりさらに下落する可能性があったため、FOMC前に撤退。という流れになります。